10月8日、テンセントのWorkBuddyは独立ファイルブラウザを正式に公開し、AIの入り口を対話ボックスからローカルファイルそのものへと前倒しした。
ユーザーはパソコン上でWord、Excel、PPT、PDF、Markdown、HTMLなどのファイルを見つけ、右クリックで「プログラムから開く」のWorkBuddyを選択すれば独立ウィンドウで閲覧・編集でき、デフォルトの開き方に設定すればダブルクリックで直接開くことも可能。WorkBuddyをアップデートすれば利用でき、別途ダウンロードは不要。ウィンドウの左側が現在のファイル、右側がBuddyとの対話で、複数ファイルのタブ切り替えに対応し、各ファイルにそれぞれの対話コンテキストが紐づく。
機能面では、独立ウィンドウは「人機双写(人とAIの共同執筆)」能力を完全に維持している。編集対応のファイルでは、ユーザーは直接編集できるほか、段落を選択してBuddyに書き直し、推敲や補足をさせることができ、変更箇所は黄色いブロックで原文中にマークされる。Word、Excel、PPTは保存すると変更がローカルファイルに直接書き戻され、Markdownは自動保存、HTMLは編集状態を終了する際に自動保存される。未保存の内容がある場合、ウィンドウを閉じる際に先に通知される。
同一ファイルが他のアプリで変更された場合、WorkBuddyは自動的に上書きせず、ユーザーに最新バージョンへの更新かコピーとして別保存するよう促す。新しく生成されたファイルはデフォルトで元のファイルのディレクトリに保存され、新しいタブで直接開けるほか、資料ライブラリやテンセントドキュメントに共有・アップロードして共同編集することもできる。
MarkdownとHTMLもWeChatのシーンに対応:WeChatでこれら2種類のファイルを受け取った場合、WorkBuddyミニプログラムを通じて直接プレビュー・転送できるほか、対話に追加してBuddyに要約や書き直しをさせることができ、プレビュー自体はポイントを消費しない。
公式の説明によれば、ローカルファイルの閲覧・編集はポイントを消費せず、AI能力を呼び出す際にのみタスクごとに課金される。独立ファイルブラウザは、ユーザーが能動的に開いたり追加したりしたファイルのみを読み取り、パソコンのディスクを走査することはない。これは、WorkBuddyが「AI時代のOffice」を掲げてAIを実際のワークフローに浸透させるという方針を引き継ぐものである。